がっかりな事件。

 フェイスブックの練習をしていたら、このブログへの入り方を忘れてしまっていた。
 使わないと、退化する───そーいうことを痛感する機会が、日々、多くなりました。
で、最近のショックな事件、というか、気づいたのが最近ですが、大事な帽子が虫に食われて、月の表面のクレーターみたいになってしまって、がっかりです。穴もある。しかも、たくさんある。
 これはグルジアのスワネティ地方の帽子です。今はもう、被っているオトコの人は年配者ばかりで、しかも、たまにしか見かけません。
飾ってあったそれの埃を払おうと、久しぶりに手に取ると、ミノムシ状態の虫がいました。しかも、たくさん。
 そういえば・・・、この秋、お米に付くコクゾウムシに似た蛾が、その周辺でひらひら舞っているのを見かけた。あれが、この穴のクレーターの訳ではないかと、今になって思う。
 ミノムシ状態で冬眠中の虫をピンセットで取り除き、唐辛子と樟脳を一緒に袋に入れました。う〜む、樟脳は防虫剤だし、殺虫剤を吹きかけるべきだろうか? 思案中。
 コレだって遠ーい将来、スワネティでだって見かけなくなって、個人所蔵の「小さな文化財」にならないとは、言いきれません。

↓コクゾウムシ対策に、唐辛子も入れてみました。