明けておめでとう。


 あっという間に年末年始の休みが終わってしまった。

 静岡に帰省中、天女の舞で知られる三保の松原の近くに住む友人に一年半ぶりに会ったのですが、娘の背が友人を越えていた。中学一年生なのですが、ついでにわたしの背も越えていた。顔もますます似てきていて、しぐさまでそっくりなのには、つくづくと血を感じますねぇ。今はDNAと言った方が正しいのでしょうか。

 静岡の実家には、毎度のことですが小学生の甥と姪が遊びにきていた。が、これが相当にうるさいったらありゃしない。騒々しい彼らをたしなめるわたしの妹の声がこれまたうるさいく、「叱るんじゃない!」と怒鳴りたくなるほどです。彼らの中にもわたしと同じ血が流れていて、そのうるさい原因がそれに由来しているかと思えば、「親の顔が見たい!」とは言えないのでした。

 それで、せっかく静まった頭痛がぶり返し、毎度毎度ご機嫌ナナメになるわたしと子どもらの間をとりもつわたしの母がいる。小川家の血筋か、元気で丈夫なのは特典ですが、毎回、帰るたびに会いませんようにと願ってしまう、罪深い伯母です。


 昨年末に載せそびれてしまったわたしのかわいいジャガイモはとっても静かです。静かは良いことですが、大きく育たなかったのが残念でありました。ピンポン玉よりやや大きめばかり。掘り返した根っこの中にはビー玉パチンコ玉サイズのものも多く、でもそれはそれはとてもかわいく、キノコのような姿をしているのでした。

 しかし、母曰く「小さなジャガイモは熟れておらず、旨くない!」んだそうです。