ニンニクの子分。


 台風の影響で涼しめ朝、膀胱に溜まる尿の量が半端じゃなかった。汗をかけないと、こんなところに影響が出るのですね。

 昨年の夏は、隔日六時起きして畑に水やりしていたのですが、今年は雨がたくさん降って、水まきをほとんどしていません。「そろそろ行こうかな」と思うだけで、雨が降るのだ。まるで、わたしの身を案じて天が手助けしてくれているよう……とも言ってられない。

 ニュースなどで米の収穫が心配されはじめていますが、かく言うわたしの畑の収穫も、世間に習って悪い。昨日、ようやくゴーヤの収穫ができたばかりで、苦みが足りないのは品種のせいなのかなぁ、それとも日光不足のせいなのかな? トマトはキャンプ大会の一週間前から実がつきだし、それからも実は増えているのですが、ちっとも赤くなりません。昨日、赤くなったトマトをふたつ見つけただけです。

 背丈を超える菜っ葉をたくさん作ってしまった今年のはじまりでしたが、この六月に収穫したニンニクは、食べられる姿をもって土から出てまいりました。感動であります。が、植える前の青森生まれのニンニクは実の並びと大きさが揃っていたのですが、わたしを経由すると、何故にみそっ歯な実の付き方をし、数もまばらなんでしょう。青森のヒトは埋める以外に、なにか魔法をかけるんでしょうね、きっと。で、味の方は? というと、モノがニンニクなので、旨いんだかどうなのかよくわからないのが、甲斐がないってとこです。

 ニンニクが土の中で育つだろうことは想像していたのですが、土から延びた茎(?)の部分にも小さなニンニクができるのですね。聞くところによれば、この茎の部分が、土の中のニンニクの出来具合のサインらしいです。インドとかエジプトの市場で見たニンニクは、この上部のサイズだったなぁ。それとも、下々の民のためのニンニクは、このあたりのが出回っていたのかなぁ。