咲いた咲いたウコンの花が。


 ただ今、朝から夜遅くまでマメに働いています。かろうじて洗濯はこなしていますが、衣替えはまだまだで、昨日みたいに寒い日はちょっと困ります。

 マメに働いていると、季節が脇をどんどん通り過ぎてゆきます。遅ればせながら今年も海を見てなかったことに気づきました。そして今、この夏大好きな冷やし中華を一度しか食べてなかった悔しさを、キーボードに叩きつけております。

 ざる蕎麦も冷やしうどんもソーメンも好きなのに、なぜか冷やし中華を好まないクラマエのせいもあるけど。

 インドから帰ってきたら、京都のグレゴリからいただいたギボウシが消えていた。「白い筋が入っているのは珍しい……」と言ってくれたのですが、東京の練馬の虫の餌食にしてしまった。可哀相なことをした。

 その代わりといってはなんですが、ウコンの花が咲いていた。三年目にしてようやくであります。毎年葉っぱだけはぐんぐん育つのですが、花は咲かなかった。以前母から送られてきたウコンの花に比べると三分の一程度の大きさで、貧弱ではありますが三本咲きました。

 そして、二年目にしてようやく食べられるミョウガが成りだした。去年も数個ではありましたが採れたミョウガは、石のごとく硬くて食べられたもんじゃありませんでしたが、今年のは包丁にも歯にもやさしい。良かった良かった。

 で、早速母に「食べられるミョウガが成ったよ。で、花もきれいだよ……」と報告すると、彼女曰く、「ミョウガは花が咲いたら手遅れだ。咲いたら硬くなるから、その前に食べな」と。

 でも、ミョウガの白い花もとてもきれいです。