また、遠くなった。

 ゴールド免許を失って復活を望んでいたのに、懲りないわたしはまた罪を犯してしまった。悪いのはわたしで、まあ、みずからそれを蹴飛ばしたようなもんなんだが。前回は踏切で一時停止をしなくって7000円の罰則金。今回も同額を覚悟したが、6000円だった。
 それにしてもあそこは鬼門だ。前回は踏切の南側で、今回は北側。「キケン行為をした」と言われた。
 午前中の9時前後、その踏切をスムースに渡れたことがほぼない。クルマの列が数百メートルつづくのは毎回のことで、それで50ccのスクーターで停滞していたクルマの列を、左側ではなく右側の中央寄りを白線をはみ出して飛び越えてしまって、列の後ろにいたパトカーにお咎めをくった・・・ってことだ。
 規則に反したことは事実だが、下りっぱなしの踏切で対向車など来ないのに、一緒くたにして「違反=キケン行為」はしくしくだ。言葉をもう少し選んで欲しい。書類を書いている間が暇だったので、もうひとりの警官にムダと知りつつも言わずにいられない気分でいろいろ抗議した。

 青い紙切れと振込用紙をわたされて、悔しいけど振り込んだ。手続きの最中もちょいと暇だったんで青い紙切れに書かれていたわたしの罪状を読むと、あーまた毒づきたくなった。オソージガカリさんに「ムダだからやめとけ」と言われてるけど。
 わたしの違反は「通行区分違反」で「右側通行」となっている。それは認めるが、2台のクルマを越えて、なんで「50m」なんだよ。そんなんだったら、あそこの渋滞は数百メートルじゃなくって、数キロになっちゃうよ、N橋さん。あ〜、すぐに罪状を確認すべきだった。次はもう罰金なんて払いたくないけど、ちゃんと読むように気をつけよう。まあ、捕まるようなコトしないのが、イチバンなんだが。

大泉学園の夜サクラ