パン焼き器が突然に壊れて動かなくなった。

 修理すれば、あるいはあちこち点検すれば直ったのかもしれないが、次の世代のホームベーカリーが納戸で出番を待っていたので、わたしにしてはあっさり諦めて、早々に捨てた。15年ほど前に窯の羽が折れて中の窯を一度取り替えてからというもの、その窯が厚くなったのか焼け具合が良くなった。だけど、1986か87年ごろから使いつづけている初期型のものなので、最近のいろいろできるホームベーカリーにちょっと憧れておりました。
 で、使う人間が旧式のせいか、新しいホームベーカリーのパンがイマイチの焼け具合。以前のは280グラムの小麦粉だったが、今回のは250グラムで焼き上がりのパンがやや小ぶり。それはかまわない。小麦粉もイースト菌も砂糖も塩もバターも水も同じなんだが、新しいのは焼き上がったパンが湿っぽい。で、ぐ〜んと膨らんだ後、ぷしゅ〜っと萎むのだ。
 以前のは羽が2枚だったけど、新しいのは1枚のせいかなぁ。それとも、中の釜が軽いってことも関係してるのかなぁ? まぁ、とにかく機械が高性能になっても使い手が旧型だと、その能力を発揮させきれないってことを学んだわけさっ。
 ぷんぷんだ。

 先週末クルマを運転してたら、外環道かなぁ、関越道路だったのか忘れたが、電光掲示板に「逆走車両有り走行注意」と出てた。文面は正確じゃないが、いっつも「大雨走行注意」とか「事故多発注意」に「気を散らせるなっ!」と悪態ついていたが、ちょいと、これはびっくりして「お知らせありがとう」と思ったのでした。
 クルマを運転していて、バックミラーに後ろの車両の運転手の様子が映る。信号待ちなどしているときそれを見ると運転手がアクビしてたり携帯してたり、暇つぶしに見るんだが、わたしも見られているかもしれぬので、恥ずかしいことはせぬよう気をつける。
 で、東名に乗ろうと右折車線で待機してると、後ろの運転手さんの鼻の穴に、たぶんティッシュペーパーの捩ったモノが差し込まれ、それぞれの穴から飛び出していた。そして、額には冷えピタが貼ってある。前のクルマの運転手さん(わたしよ)を笑わせようとしたギャグじゃないよね。見える上半身は黒っぽい色の背広とYシャツにネクタイの青年だった。おかしい姿だったけど、なんだか可哀相でもありました。
 日曜日のかなり早朝のストーリー。