オートマ

 小さな記事だったけど今朝の新聞に「外部から操作して、大型トラックを3台連ねての走行に成功した」というのがあった。コンピュータでの制御とか、工事中の道を走ったとか、目指すは高速道路走行だ・・・と。
 ふ〜。朝の驚きを思い出そうとして、もうこんなにもうろ覚えになってしまってるのが、つくづく哀しい物語。
 オソージガカリさんは、時速30キロ以下になると前のクルマに追突しないよう自動操縦になるクルマをほしがっている。30キロ以下で走行させると、睡魔が押し寄せるんで、彼の運転はアブナイのだ。
 そんな便利に頼っていたらバカになると警戒していたわたしだが、マニュアル車免許保持者だってのに、今じゃオートマ運転にどっぷり浸かっている。で、南コーカサス前に買い換えたガスコンロで、バカへの道を突き進んでいる。
 しかたがない、そういう機能付きを知らずに買ってしまったんだし、それを使わない手はないし、それを解除するには説明書を読まねばならぬのが、面倒だし。
 驚き機能ナンバー1は、自動でご飯が炊ける。
 炊飯器が壊れてからというもの、わたしはナベでご飯を炊いていた。はじまりの6分くらいを中火で、そのあと弱火で13分くらい、やや強火を30秒やって炊きあがり! これをタイマーで合図させながらやっていたんだけど、時々、スタートを押し忘れて、あーテキトーだ! とやっても、食べられないご飯はなかった。
 今度のはナベをガスコンロに載せて点火し、炊飯のスイッチを追加で押すだけで、勝手に弱火になったり中火になったりする。お米の量に関係なく炊けて、炊き込みご飯もちょうど良い具合に炊けた。ちなみに、お粥モードもあるが、これはまだ押したことがない。
 魚も自動で焼ける。切り身や尾頭付きモード、野菜とかがあって、火が自動で止まる。片面にしか火はないのに、裏側まで焼けてる。すごいなぁ。今までに焼きすぎも生焼けもまだない。
 同じメーカーのガスコンロを十年目で買い換えて、デザインだけで選んだけど、こんなにも世の中が変わったことに驚いている。退化する我が身を嘆くな。進化する世の中に寄り添っていけばいいのだなと、あらためて思うのでした。