治癒力。

 冬至だ、わっしょい! 今日はそんな気分です。
 これから日ごと、日照時間が長くなる・・・願ってもないことで、嬉しいこと至極です。
 20代の休日は日ごろの睡眠不足を補うべくひたすら寝てすごし、起きて洗濯をすませると大切な日曜日が終わろうとしてるじゃありませんか。夕飯を食べ終えて、明日の締め切りに向かって机に向かう。あー最悪だわ。そして再び睡眠不足の日々がはじまる。
 その反動のせいか、今は休日になるといつにもまして早く目が覚めて、寝てなんかいられません。それは小学生の遠足の朝みたいな感じ。たとえ予定がなくっても、とりあえず起きる。その起きるにあたって太陽が陽射しが不可欠で、いくらなんでも暗闇に朝のお茶をすすりたくありません。
 ちょいと婆くさいが、起きて飲める一杯のお茶がその日のいちばんのゆとりの証しで、それが飲めない日は忙しいの印です。
 冬至のこの話、以前にも書いたかなぁ? そんな気がしてきたけど、冬至の日にしみじみと嬉しくなるのは恒例行事です。
 ところで冬至が過ぎると、夜明けが早くなるのかな? それとも日暮れが遅くなるのかなぁ? 両方なんだろな。
 一昨日、目の病院に行って目薬と軟膏を処方されてつけて丸二日です。どんどん赤味が引いてきます。一日目から効果が出ていておやまあ、です。この2カ月間の病院行きを否定してきた日々はどーしたことだ。ずっと己のカラダの治癒力を信じてきたのに、否定されてしまった。
 これは、まさにしくしく事件だ。
 我が家は子どものころから病院と縁遠かった。
「倒れそうになったら帰っておいで」といつも学校へ送り出されていた。
 それは、うちが農家で共働きの母が、わたしが学校を休んで病院行きとなるとお仕事の邪魔になるからと思っていたが、そうじゃなくって母がとにかく病院嫌いだっただけ、と数年前に気づいた。でもまあ、その鍛錬によってか、わたしはずっと自分の治癒力に頼ってきた。法定伝染病扱いの腸チフスだってクスリなしで治せました。
 青春のニキビだって潰しても痕は残ってないし、日焼けのシミ以外は、手首のカミソリ傷跡と膝小僧の鉄条網で切った痕だけ。大型トラックのタイヤに突っ込んで、バイクの下敷きになった左足首の堅くなったところも、10年くらいかけて柔らかくしました。
 昨年の夏に、左手首に浴びた熱湯の火傷痕は、まだちょっと残っている。あと、何年待ちかな? 近所の薬局で病院行きをすすめられたけど、行かなかった。行ったら、もう痕はなくなっているのかな? まあ、いいや。もう少しだろうから。
 あーそれより治癒力の衰えに、ココロの方が悲しんでいます。次に腸チフスにかかかったら、まずは病院に行きましょう。今でも日本では隔離されるのかな? 
↓ ちょっとクリスマスツリーっぽいわたしの唐辛子。夏前に苗を植えて、どの段階で収穫すべきか? 先日、オソージガカリさんがもいでかじったら、とてもあと引く辛さだったと、苦しんでいた。