最近のトランスポート

 そろそろそういうお年頃の仲間入りになって、最近はちょくちょく静岡の実家に帰る。で、今月はそれに急な葬儀がはいって、先日は久しぶりに高速バスで静岡に帰った。
 新宿〜静岡の高速バスは、学生時代と卒業後もたびたび利用した。親に交通費を援助されて帰省していたが、そういうとき、母は新幹線代をくれたが、わたしはズルして高速バスで帰った。そして、その差額は懐に。
 あの頃の高速バスと今も変わらないのは、高速バス料金が新幹線のほぼ半額ってことで、変わったのは、降車できるバス停が静岡市内に増えてとても便利になったってこと。そして、その停留所のひとつが、わが実家から徒歩圏内。夜遅くに静岡駅に着けば、家までタクシーを使わねばならず、そうなると、プラス2000円ほどになる。市内バスでも300円ぐらいだが、徒歩だとタダ! 
 で、今回は夜の10時ちょっと過ぎにバス停に着いて、その報告の電話すると、あいや〜母が懐中電灯を持って、やはり徒歩でわたしに向かってやってきた。
 あ〜、やれやれだな。次は、電話するのをやめよう。
 日曜日に、近所の畑で聞いた耳寄りな話。
 わたしの年長の友人は86歳で、幸いにも彼の友人が三途の川を渡り損ねたというもの。その友人は意識を失ってから、どうも空を飛んでいたようだと言う。それは何故かというと、眼下にきれいな風景が広がり、そこに何度も着地しようとしたがなかなか降りられないでいた結末が、この世への生還だったそうだ。
 それで、86歳の彼はわたしに「最近は三途の川は、舟じゃなくってヒコーキで渡るんだってよ」と笑ってました。
↓4月のインドに久しく行ってなくって、胃袋の形をしたインドのマンゴーの味を忘れそうで、5月のタイにも久しく行ってなくって、ドリアンの味を忘れていたら、今朝、タイのドリアンが届いた。味は忘れていたけど、箱を開けた途端に漂ってきた匂いは見ずにその正体はわかった。これから味を思い出したい。