イヤミが通じない。

 今日の夕飯は、豚汁がメインディッシュ(っていえるのかな?)です。今朝、つくりました。
 食材を刻んで鍋に入れて火に掛け、ほぼ完成したところで風呂に入った。煮物は鍋の中で冷めるときに味が染みこむのだと、なにかで読んでいたし、すぐに食べるわけじゃないから後でまた火を入れようと、弱火にしてあった火を消した。
 風呂から上がって台所にいくと、豚汁の匂いが充満してた。弱火のままじゃんっ! 消したのは、つもりだっただけ・・・。
 だから、今夜の豚汁は里芋汁になってしまった。
 しかし、焦げつかなかった鍋がエライっ! うちで二番目に高い鍋です。一番も二番も無水鍋といってぶ厚いアルミ製の超重量級の鍋で、フタも重くて蒸気が外に漏れず、豚汁の汁が蒸発しなかったのが良かったようです。ちなみに、一番目はご飯炊き用。簡単に美味しく(たぶん)ご飯が炊けます。
 それはさておき、といってもいつもどおり、たいした話じゃない。
 近頃、宅配のお届け係も集荷係にも、女性が増えたなぁ。自宅へは、ほぼ女性がやってきます。もちろん助手じゃなくって、運転も配達もひとりでこなしている。先週末には、運転手が女性のゴミの収集車を見た。助手席に年輩系の男性ふたりを座らせて、大きなクルマを運転する女性はたいていキリリとしていてカッコいいこと、9.5割。
 だのにだのに、近所の郵便局の窓口に座る若いオトコが、しょうもなくって、彼に当たった日には、それだけで腹が立つ。わたしはそこの窓口に座るパート風の年輩の女性の仕事ぶりが好きで、できるかぎり彼女の前に立つ。先週末、彼女がいなかった。
 きっとまたできないだろうなと思いつつも、彼しかいなかったので彼の前に立った。案の定、この夏以来、まだ仕事を覚えていない。局長に尋ねつつやった。しかも、不完全。
 隣りの彼女はいつもなにか書いていたわよ、とイヤミを言ってみた。したら、書いたはいいけど、間違ってるじゃんっ。
 以前、春の新人の女性もそうだった。そのときは「仕事を覚えてから窓口に座ってね」と、やはりイヤミを言った。だって、毎年そういう人が窓口に座って、誰かに仕事を訊ねながらやって遅いんだもの。そればかりか、訊ねられることによってわたしの仕事をしていた年輩の女性の手が止まってしまうのですよ。
 その後も年輩の女性を選ぶが、新人に当たってしまうアンラッキーな日がある。しかし、二度目、春の新人の彼女は完璧だった。あ〜しかし、今回のオトコはイヤミが通じない。これで四度目だ。仏の顔だって三度だっていうのに。
 問題は、彼を窓口に座らせる局長が悪いんだ。