溶けている。

 暖かくなって、身もココロもとろけそうであります。
 そんなわが家の中で、本当に溶けてしまっているモノを多々見つけて、きょわ〜っ!ですわ。冬の食べ残しのサツマイモや大根、これは何だったのでしょう? がここにもそこにも発見されて、キモチ悪ーなんて尻込みなんてしていられません。わたし以外の誰がこれを始末しましょう。ニオイを感知したら注視せずに、ビニール袋にぽいっ!
 ふ〜、GWは家の中でゴミ袋が手放せませんでした。
 昨年のパパイヤは、越冬させられませんでした。雪の日にビニール袋をかぶせて、外し忘れてとろけさせてしまいました。地中で根っこがエイリアンが口を開けているような状態だった。パパイヤは深く根をはり、繊維質なのかなぁ? 溶けているのにゴム手袋とシャベルで、綱引きでした。
 昨年の緑のカーテンだったパッションフルーツが、こんなにも暖かくなったというのにちっとも芽を出しません。地面を掘ってみると、これも溶けていました。苗を見つけたので、こっちは再チャレンジです。
 昨年の初冬に植えたチューリップの球根から芽が出て葉っぱが伸びたところで、長い停滞期間にはいってしまった。こんなにも暖かだというのに、わたしのは凍結しているのだろうか? うんともすんとも言いません。近所の庭ではチューリップが風に吹かれて重いアタマをゆらゆらさせてるってのに、うちのはフリーズしたままです。
 これから花を咲かせる気があるのかないのか? ないなら、わたしはそこにパプリカの苗を植えたいのです。実は、ズッキーニの苗も買ってしまって、スペースを探しています。
 GWの最終日、渋谷公会堂までクルマで行きました。渋滞を見越して家を出たのですが、道路はガラガラで、ずいぶんと早く到着してしまった。これでは駐車時間が長くなり、料金アップ!
 しかしわたしは、渋谷公会堂の地下の駐車場に入ってクルマを停めたところで、財布を持っていないことに気づいた。
 きょわっー! ですわ。
 幸いにもオソージガカリさんが財布を持っていて、事なきを得たのですが、財布のない人生はかなり心細いことを、しみじみと感じ入ったGWの最終日。それにしても、都心の地下駐車場でたむろう若者たちがいて、驚いた。だって、渋谷区役所の下であっても、決して安くはないのですよ。